あ、そっか。


確かにずっと一緒にいる奴を、尊敬の目ではみれないか。



見れる奴もいるけど、俺も勤と同じく見れないだろう。






「じゃあ、今日はゆっくり休め。
必要なものがあれば、この番号に電話しろ?
それ、俺の番号だから」


「わかった」





私のケー番が書かれたメモを手渡し、その場を離れた。


……後片付け、しねえとな。



そう思い居間に行ったけれど、片付けはほとんど組員がやってくれたみたい。





「月ちゃん、悪いんだけど理人を呼んできてくれないかな?」


「あー…、わかった、呼んでくる」





暇だし、いいよね。


ただ、理人は暁たちを案内していった。

ってことは、暁たちと顔を合わせなければならない。



正直いって、顔を合わせ辛い。