ギャアギャア騒ぐ來希や憐慈たちを無視して私はやや引っ張られる形で岩場まで連れて行かれた。 「咲希、」 「君ほんっとに、つっくん!?」 「そうだけど」 「…ヨル、美人」 「お世辞いいから。 老けてるみたいだし?」 「違うって! 老けてるんじゃなくて、大人っぽいの!」 必死に弁明してるみたいだけど、そんなん信じないからね。 「月乃、落ち着いて。 咲希斗、月乃にこれ以上言っても無駄だからストップね」 収拾がつかないと思った理人が場を納めた。