気持ちはお互い、一回しか伝えてなくとも、 俺達は8年間、ずっと両想いだったんだ。 お互い長い間、 ずっと思い続けていた。 きっとこれからも、ずっと思い続けていくだろう。 『君のいない世界』 それは 溢れんばかりの大きな気持ちと 頬を濡らす、大量の雨 それから長い長い時間の狭間に 存在する、寂しい世界。 でもその世界を通り越した時、 俺達は幸せの意味を知った。 幸せを掴み取った。 君のいる世界で 君と 幸せを。 君のいない世界 完 続編 君のいない世界 あとがき→