あたしは、キミに恋をしました

「はぁ?!ばっかじゃないの?!?!?!」

『ちょ、栞菜声デカイ!!』

「そんだけのことなのよぉ!」

んなこと言われたって・・・・。

あたしは、昨日のことを栞菜に話していた。

「んなのあんにゃろが蜜に気があるにきまってんだろーが!!」

栞菜、口悪いよ?

て、え?気があるだって?

・・・・。

『あっはっはっはっはっは!!!んなわけないでしょあははは!!そんなの天使と悪魔が結婚するほどありえないしー!!』

「バカだわぁ・・・・あんさ、助けに来る。って自体で蜜柑が心配ってことじゃん?それなのに、当然発言なんだよ?気があるどころの話じゃないわよ!これは気が超あるってことにきまってるじゃない!!」

あ、きまってるんだ。

でもやっぱしありえないよ。あたしと晴輝はただの友達だもの。

「はぁ・・・マジで鈍感・・・ん?あぁ!!!皆いない!!」

『はぁ?!あぁ!!今日、終業式じゃん!!』

「そうだった!!」

『栞菜のバカァ!!』

「蜜こそバカァ!!」

そしてあたしたちは体育館へ向かって、全力疾走したのです。





カチャ・・・・。

よかった・・・校歌中だ。ここから気が付かれないように行けば完了!!

「あ、松木来た。なにしてたんだ?」

でた。あたしの苦手なやつ。葵《あおい》君。苗字は忘れた(笑)

『ん~。世間話・・・かな?』

「バカじゃねぇの」

そうゆう葵君は、2年生70人中68位ではないのですか?