あたしは、キミに恋をしました

「誰がやった?」

『3年の日村、山田、向井、瀬尾、辻井、相田、松本、桜井、久留井だった』

「ずいぶんしっかりと・・・」

『うん!役に立つと思って!!』

「すっごくな。・・・でさ、今日、どうすんの?」

『なんのこと?』

「家、帰んの?」

『もちろん』

でもさ、今日、お母さん達いなくてよかったぁ~。

今日はアメリカって言ったかな?

「送る」

『え?いいの?』

「あんなことがあってからじゃ、怖いだろ?」

『・・・・うん・・・本心はね・・・。あ、でも、大丈夫だよ。だって、お隣さんは啓ちゃんだし!!』

「あのさ、これからは・・・・あぁ・・・やっぱなんでもねぇ」

『あっそ』

しっかし今日は大変だったなぁ・・・・。

あれ?でも、なんで晴輝はあたしの居場所がわかったんだろう?あたし、言った?言うわけないよねぇ?

なんでだろ・・・・。







「ほい。着いたぞ」

『え?あ、ホントだ』

「どうした?」

『あたし、歩きながら寝てたわ』

「あるいみすげぇな」

『あはは・・・あの、さ、今日ありがと』

「当然じゃん」

え?!当然なの?!

『そ、うなんだ・・・じゃ、おやすみ!』

「あぁ、おやすみ」