少しだけ二人の未来を


一人想像した夜もあった






飛翔くんがつけた足跡に


自分の足跡を重ねて



歩き続けたいともおもった




でも



何かを求めてしまったら



その分、何かを失いそうで



欲をだしてしまったら



壊れてしまいそうで



たから、あたしは



“今”だけを


大切にしていたかった




夢は必ず覚めてしまうということを




分かっていたから