十六夜桜〜全ては愛から始まった〜




例年より早く咲いた桜



私の門出を祝っている桜




大きな桜の木




桜の紋章




私には桜がなくてはならないものなのか



これから私はどうすればよいのか



考えても考えても私の頭ではどうにもならなかった。



「ここを出てゆこう」


ひとりで。都を離れて遠くへ。



春琴としての私を知らない場所へ