私は、母であろう女性の乳をしゃぶっている。 女性の首もとには桜の花の家紋。 桜は宮家の家紋だ。 私は、誰の子であろうか。 周りを見渡すが女性ひとりしかいない。 「ごめんね」 泣いている。 「本当にごめんなさい」