十六夜桜〜全ては愛から始まった〜




私は、母であろう女性の乳をしゃぶっている。





女性の首もとには桜の花の家紋。




桜は宮家の家紋だ。






私は、誰の子であろうか。





周りを見渡すが女性ひとりしかいない。






「ごめんね」






泣いている。






「本当にごめんなさい」