一夜が明けた。 何だか外が騒がしい。 何時頃かは分からないが、叩き起こされ、どこかへ連れていかれた。 そこは、昨日通された間だった。 「昨晩は見事な刀さばき素晴らしかったぞ。君たちは鬼退治に選ばれた最高の称号を手にした男達だ。これから、京を守るために命懸けで戦ってもらいたい」