ぎゅーっと、亮次の腕が私を覆う。




「小夜子の肌つめたーい」



そう言う亮次の肌も冷たい。



「やっぱクーラー効きすぎなんだよ」



「いいのーっ!」



さらにぎゅーっとされて、私の顔は真っ赤になり、ほてりだした。




確かに、この温度快適かも。