~囚われの身~



『なにも知らねえお前がよ!!!
家事しかできないお前が、俺の仕事に
口出しすんじゃねぇ!!!』


ドカッ
ボコッ


鈍い音が響き渡るたびに、
体中の激しい痛みは増していく。



あの、怒鳴ったことのない要が、
喧嘩しても謝ってきてくれる要が、



私を殴るはずなんてない・・・





これは夢なんだよ・・・きっと・・・