その時

ガラガラガラ───
舞の部屋のドアが開いた…

ドアの前に立っている男は
とてもかっこよかった

綺麗な金髪、大きな目
背も高くかなり細いイケメン

見とれていると…

「……い、おい」

「あっはい!!」

「さっき見てただろう」

「いえ!!」

「しってんだよ」

知ってるなら言うなよ
そう思いながらも

「ごめんなさい…」