「そんなっ!こ、ここでは嫌だけど、帰ったら……」
アルの突拍子もない言葉にたじたじになってしまう。
その時、フェリクスが咳払いをしながら厩舎の中へ入ってきた。
「アルフォンス様、リン様を困らせるのはお止めになってください 外まで聞こえていましたよ」
聞こえてたのっ!?
わたしの顔は一気に熱くなる。
きっと真っ赤になっているはず。
両手を両頬に当てて顔を隠す。
でも、きっとフェリクスさんは助け舟のつもりで来てくれたんだ。
「ならば離れていてくれればいいだろう?」
フェリクスさん不機嫌そうな顔を見せるアル。
なんだか子供みたいなんですけど……。
「こんなところでいちゃつかれては困りますから」
真面目な顔で言うフェリクスさんが可笑しくて吹き出してしまった。
「リン?」
「リン様?」
ふたりのブルーの目とグリーンの目がわたしをさっと見る。
「だって、可笑しいんだもの アル、時間が無くなっちゃうから早く乗ろう?」
アルの突拍子もない言葉にたじたじになってしまう。
その時、フェリクスが咳払いをしながら厩舎の中へ入ってきた。
「アルフォンス様、リン様を困らせるのはお止めになってください 外まで聞こえていましたよ」
聞こえてたのっ!?
わたしの顔は一気に熱くなる。
きっと真っ赤になっているはず。
両手を両頬に当てて顔を隠す。
でも、きっとフェリクスさんは助け舟のつもりで来てくれたんだ。
「ならば離れていてくれればいいだろう?」
フェリクスさん不機嫌そうな顔を見せるアル。
なんだか子供みたいなんですけど……。
「こんなところでいちゃつかれては困りますから」
真面目な顔で言うフェリクスさんが可笑しくて吹き出してしまった。
「リン?」
「リン様?」
ふたりのブルーの目とグリーンの目がわたしをさっと見る。
「だって、可笑しいんだもの アル、時間が無くなっちゃうから早く乗ろう?」


