幸せの明日

朝食を食べ終え、アタシは一旦、部屋に戻った。
そして鏡を覗き込む。
元々つけていたピアスを外して、お母さんからもらったピアスを手に取った。

すごくキラキラしていて綺麗だった。
アタシはそのピアスを耳につけ、部屋を後にした。






「じゃあ、行ってきます。」
「いってらっしゃい♪楽しんでおいでね☆」

「恵、帰ってきたら母さんと三人で食事でも行こうな。」

「うん。行ってきます。」

アタシはお父さんとお母さんに見送られて家を出た。