「アタシね…つい最近まで援助交際してたの。知らないおやじ達と身体を重ねて妊娠もした。その度に中絶もいっぱいした。」
明日香はアタシの話しを黙って聞いていた。
「中3の時先輩に援交を進められた。そらからというものアタシは援交をする事で優越感を覚えたの。もうアタシは死んだも同然…そんな状態だった…だけどそんなアタシを救ってくれたのが、今の彼氏と美香梨だった…。美香梨を失って、友達というものの大切さを知った。そして失う怖さを知った。ホントは辛くて…逃げ出したかった。だけど、こうして明日香みたいにアタシを必要としてくれる人が居るのを知って、嬉しかったよ……?」
アタシはそこで話しを止めた。
「ね…?アタシはこんな人なの。汚れてる人間なの……」
アタシは顔を上げた。
―!!―
明日香は泣いていた。
同情している目なんかじゃなかった。
ホントに綺麗な涙だった。
「…明日香?」
「大崎さん…大崎さんも頑張って生きてきたんだね…アタシ…大崎さんの事尊敬する。引くわけないよ…」
明日香はそう言ってアタシの手を握った。
「明日香…」
アタシは明日香を抱き締めた。
明日香はアタシの話しを黙って聞いていた。
「中3の時先輩に援交を進められた。そらからというものアタシは援交をする事で優越感を覚えたの。もうアタシは死んだも同然…そんな状態だった…だけどそんなアタシを救ってくれたのが、今の彼氏と美香梨だった…。美香梨を失って、友達というものの大切さを知った。そして失う怖さを知った。ホントは辛くて…逃げ出したかった。だけど、こうして明日香みたいにアタシを必要としてくれる人が居るのを知って、嬉しかったよ……?」
アタシはそこで話しを止めた。
「ね…?アタシはこんな人なの。汚れてる人間なの……」
アタシは顔を上げた。
―!!―
明日香は泣いていた。
同情している目なんかじゃなかった。
ホントに綺麗な涙だった。
「…明日香?」
「大崎さん…大崎さんも頑張って生きてきたんだね…アタシ…大崎さんの事尊敬する。引くわけないよ…」
明日香はそう言ってアタシの手を握った。
「明日香…」
アタシは明日香を抱き締めた。

