幸せの明日

―ガチャ―
「ただいまぁ‐」
玄関で靴を脱ぎ、リビングに向かった。
「あら、おかえりなさい。」
リビングには部屋の掃除をしているお母さんが居た。
「あ、今夜は久しぶりにお父さんと三人で食事でも行きましょうか♪♪」
お母さんが掃除機のスイッチを切って嬉しそうに話始めた。

「うん。じゃ‐お父さんが帰って来るまでアタシ部屋に居るね!」

「分かったわ♪ちゃんと用意しとくのよ?」

「うん。」
アタシはそれだけ言うと、階段を昇って部屋に入った。