幸せの明日

―♪♪―
その時、携帯が鳴った。
｢恵の携帯じゃない？｣
｢うん。そうみたい…｣
アタシはポケットから携帯を取り出した。


―！！―
｢あ…｣
携帯のディスプレイに表示された名前。
それは涼介の名前だった。
｢あ、涼介くんからのメール！？噂をすればだね♪♪｣
明日香はそう言って嬉しそうにはしゃいだ。

アタシはドキドキする気持ちを抑えメールを開いた。


本文：俺だｹﾄﾞ‐(●´∀｀●)/さっきは，まぢごめんなぁ‐(・・;)
本題なんだｹﾄﾞさ，東京に帰りついて，クラスで解散したら河原のとこ来てくんねぇ？＞＜
話があるｶﾗ！！
　　　　　　《涼介》



意外にも顔文字いっぱいのメールだった。
｢かわい‐ね涼介くん♪｣
｢う…ん｣
話って何かな？
アタシはそればかりが気になって仕方なかった。