幸せの明日

この角を曲がれば沙梨亜の家が見える。
俺は必死に走った。
そして薄ピンク色の屋根が見えて来た。

「…ハァ…ハァ沙梨亜!!」
俺は沙梨亜の家の前に立って沙梨亜を呼んだ。
けど…














沙梨亜はもうその家には居なかった。