有里のいない日常で 私はどうすれば成長できるだろう。 有里と離れて数日たった。 今までの時間は、全部忘れよう。 そう思って数日を過ごした。 廊下にも、あまり出なくなった。 帰りも違う友達と帰った。 有里を見なくてすむように、 考えなくてすむように、 友達も変な子とつるむ様になった。 「あ、美歩ちゃーんっ!」 「おぉっ!?咲奈ー!」 「ねぇ聞いた!?あの有里に彼氏だってっっ!!」