「いつまでうだうだ言ってるの!! あんな昔のコト…。」 はぁ…とため息交じりに言うお母さんを私は思い切り睨みつけた。 「“あんな”?! お母さんはそうかもしれないけど 私はスーッゴく怖かったんだからね!! 実際に体験してないからそんなこと言えるんだよ!! お母さんのバカぁーー!!」 思い切りそう大声で叫んだ。 …叫んでやった。 ここまできたら一目なんて関係ない。 というかもともと一目なんて気にしてない。 お母さんの言う“あんな”事とは 10年前に遡(サカノボ)る・・・。