「お願いよ、妃芽。 これは私達の会社の今後にも関わるの。 あなたの将来にも。 お父さんとお母さんはね、 あなたを立派に育てたいのよ。 不自由なく、立派に。 大事な一人娘ですもの。」 そっとハンカチをだし、 目頭にあてて話す母。 …情にうったいかける作戦に出たようだ。 でも残念ながらそんな作戦、私には… 「んも~~…わかった!! お見合い出ればいいんでしょぉ?!」 引っ掛かってしまうのです。