何やってんだ、的な目で見つめる凌雅。
自己嫌悪に陥る私。
なんであのタイミングで牛乳飲んだんだ…!
いたたまれない空気に、思わず立ち上がった。
「ではッ!
準備に取り掛かりますので!」
敬礼のポーズをし、直立。
「は?」
「それでは、また後で!
20分後にここに集合!!
時間厳守よ!
絶対よ!!」
「だから、話聞けって。」
「時間がないのであります!
では!!!!」
そういうと、部屋へ向かって走った。
これじゃ言い逃げじゃないか。
またしても自己嫌悪。
「何やってんの…。」
そうボソッとつぶやきながら、制服に袖を通した。


