顔には見知らぬ男の吐息。 そしてふとももには、 見知らぬ男のべっとりとした手。 ・・・気持チワルイ。 勝手に目頭に涙がたまる。 「泣いてる顔もそそられる~!」 そういって男はまだ小学生の私のふとももを優しくなぞり、スカートの中に侵入してきた。 …もう、限界だ。 初めて感じた“男”という生き物。 “お父さん”でも“執事”でもない。 他の生き物と同じ空間にいることに限界を覚えた。 最後の力を振り絞り、 私は扉に手をかけ思い切り開いた。