…契約していることを言ってもいいのだろうか。 梨桜ちゃんだから、いいかな。 私は口を開いた。 「私達、 契約してるの。」 「…契約?」 意味が分からないらしく、首を小さく傾げた。 「うん。 私は男が嫌いで、 凌雅は女が嫌い。 でもお互いにお見合いは進められるから…。 だったら婚約してしまった方がお互いのためだって…。」 そこまでいうと梨桜ちゃんは「ふぅん。」といって唇に手を置いた。 しかしまた言葉をつづけた。 「でも、それでいいの?」