「…何、笑ってんの。」 「何でもなーい♪」 ふふ、と笑いながら口元に手をあてるう。 梨桜ちゃんはそんな私が気に食わないのか、少し怒り気味で私を見ていた。 でもそんなの私は気にしない。 …凌雅で、慣れてきちゃったかな。 「まぁ、会えてよかった。」 嬉しそうに、また微笑む。 私も同時に笑顔になった。 …のも、つかの間。 「で、妃芽の話は何?」 テーブルに肘をつき、表情もなく、私にそう聞いてきた。 気づいてたんだ… 額に小さく汗がにじむ。 私はゆっくりと口を開いた。