神様のララバイ

まわりに人の気配はない。


立花は静かに目を閉じて、忍び寄る死に微笑んだ。




死ぬときくらいは笑って、神様も自分も立花は幸せだったと欺きたいのだ。




下から伝わる轟音。
耳に伝わる震動。


うまくいく、きっと成功する。
私はやっと眠れるんだ。





期待からくるのか、はたまた恐怖からくるのか。


立花の心臓は終焉を目前に激しく鼓動を刻んでいる。




立花の行き着く先は


天国か、地獄かーーー。



拳を固くし、全てを投げ出そうとしたとき




突然に奇跡はやってきた。