通学電車-キミとの距離-


あの角度からは
唇と唇が見えない様に
首を傾ける。


チュ


触れてないのに出るリップ音。

それを合図に
龍斗のおふざけが始まる。


龍斗が
「もっと。」

って小さく呟きながら
梨香の後頭部に手をもっていき
自分の方へ引き寄せる。


顔の角度を変えながら
何度もフリをする。


梨「ん....んぁ///」


龍「もっと口開けろよ。」



あっもちろん演技だから。笑

ヤバイ笑える。



梨「戻らないと...。」


龍「ん...もぅ少し。」


梨「でも..」


龍「...続き、後でな。」


ぽんぽんって
頭に手を置かれた後
リビングに戻った。



スキンヘッド君も美々も
少し顔を赤くしてて
龍斗とばれない様に静かに笑った。