地味子の“夏恋”大作戦!!



今なら、素直にそう言える。


私が、意地を張ったばっかりに、拓真の笑顔すら見れなかったんだもん。


「いいよ。それより、オレの方が悪かったから」

握っている手に力を込めて、拓真は私の手の甲にキスをした。



「オレさ、俊久にヤキモチ妬いてた」