「陽菜子、顔色悪いけど、大丈夫か?」 「あっ、俊久くん。ありがとう。大丈夫」 クラス単位で分けられたから、見事に拓真とは離れちゃった。 チラッと目をやると、拓真がクラスメイトと、楽しそうに話しをしている。 なあんだ。 寂しいって思ってるのは、私だけなんだね…。