「お姉ちゃん、バッカじゃないの!?」 「そんなに怒らないでよ~」 ここ2.3日、泣きそうな事ばっか。 「怒るよ!何やってんのよ!?」 「だって~。私なりの、ささやかな抵抗のつもりだったんだけど…」 小さくなる私を、美和子は思い切り睨みつけた。 「愛想尽かされても、知らないからね」