拓真に凄まれて、女の子たちは気まずそうに戻って行った。 「あ、ありがと…。拓真…」 私を守ってくれたんだ…。 男らしい拓真に、ドキドキしてしまう。 きっと、いつもみたいに、私を優しく見つめてくれる…。 そう思ったのに、拓真は私にもキツイ眼差しを向けた。 「陽菜子。お前、何?その格好」