はぁ~。 幸せ…。 臨海学校も無事に終わって、覚えているのは、拓真とのキスだけ。 なんちゃって~。 いけない、いけない。 今日から普通の授業なんだから、気を引き締めなきゃね。 心に余裕が出来たからか、私はすっかり“地味子”に変わった。 メガネは楽だわ~。 髪も、結んでないと、暑くてたまらないのよね。 そんな事を考えながら、席に着いていた時だった。 「きゃ~!」 「おい、俊久。どうしたんだよ!?」 女の子の黄色い悲鳴と、男の子たちの叫び声が聞こえた。