「夢乃~!!」

大きな声で私を呼ぶ声がする。私は声がする方へと向く。


振り返ると…

それは、私の幼馴染みである赤坂翔太の声であった。

「翔太…。」

なんで、ここに?
アメリカに居たんじゃ…。

「なんで、翔太が居るの?」

びっくりする私。

だって、翔太はアメリカに行ったんだもん。

だから…
ここに居るはずがない。

でも、
翔太は私の目の前に居る。