私は美羽に手を振る


廊下から

「空」

それは幼なじみの竜

「なにまた相談」

竜は悪そうな顔をして

「いつも悪いな」

「そこ座って」

竜は私に言われた通りに座る。

「でなに?」

「美羽ってマジで彼氏出来たのか?」

私はため息をつく

「ほら外見て見な」

私は窓を指差す

竜は立ち上がり外を見るちょうど美羽が車に乗る所だった。

「マジなんだ」

「つーか竜」

「なんだよ」

「そろそろ美羽にばらしたほうがいいと思うんだけど,それじゃなかったら本当に取られるよ美羽」

私は足を組んで言う

竜は外を見ながら

「あぁそうだな」

「たくなんであんな事考えたかなあんたは」

「気持ち知りたかったし」

「だからってあの人に頼む事ないじゃん」

「お前だって美羽に変な事吹き込んだろ」

「美羽の相手は美羽に本気だよ,あんたが美羽の気持ち知ったほうがいいと思って」

竜は,ため息をする


「ちゃんと言わなきゃ伝わらないんだから」

「お前はなんで恋愛しないわけ」


「別に理由はない」

「あっそ,今日もありがとうな」

「いえいえ」