「ここにいてあげるからとっとと終わらせてきて。 頑張れ♪」 彼のいる方にまた押された。 とことこ怯えながら歩いて行った。 「あ、あの、今朝はありがとうございました。」 「あぁ、別にそれはいいよ。ってかやっと来た。 ずっと待って「あの、あなたが『怪盗X』ですか?」 話してるの最中で話し始めてしまった。 でも、笑って答えてくれた。 「そうだよ。本名で手紙を出すと何が起こるか分かんないからね。ってか、ずっと待ってたんだけど」