気づけは6時



まだ渋谷に
取り残されていた



少し落ち着いてきた
だろうか



「別れたんだ…」




口に出すことで
理解しようとしていた



別れた別れた
別れた別れた



なんか体に詰まっていた物が
スッと抜けていった気がした



生きてる心地がしないって
こうゆうことか



なんの目的もなく
歩いていた