右手の中には飴玉と小さく折った紙切れが入っていた。 「なんだろ…?」 なんで飴玉? 二葉先生、飴好きなのかな? 飴と一緒にもらった紙にはこう書かれていた。 ーーーーーーーーーーーーーー 苺味、好きですよね? オススメの飴なんであげます。 お菓子なんて全然食べてないでしょうから。 二葉 ーーーーーーーーーーーーーー なにこれ…。 やめてよ。 いきなり優しくされたら 印象変わっちゃうじゃん。 憎たらしい人から 好きな人になっちゃうじゃん。