いぢわる外科医



「はぁー。久々にこんなに笑いましたよ」


「私は何も面白くありません!」


「はいはい」


二葉先生は私を嘲笑うかのようにあたしの頭をポンポンと叩いた。


あ、忘れてた。


「で、なんで先生は私にキ…」


なんか自分で言うのが何か恥ずかしくて、途中で言葉に詰まる。


「なに?聞くの恥ずかしくなっちゃった?」


「なっ///違います!」


「フフッ。やっぱり面白いですね、貴方。」


「もぉー。からかわないでください。」


「はいはい」


本日二度目ですよ、その馬鹿にしたみたいな返事。


ムカツクんですけど。




いや、


もう慣れましたけどね?