「調子どうですかー?」
厚いファイルを片手に病室に入ってきた二葉先生。
いざとなると怖いな・・・
7時間二葉先生についてテキトー悩んだけど
やっぱり分からなかった。
考えれば考えるほどわかんなくなっていった。
若干、緊張してる私とは裏腹に何事も無かったかのように平然としている二葉先生。
・・・・・・もしかして忘れてるの?
忘れてくれてたら助かるけど…
「で、分かりましたか?」
「え?」
あたしの腰を押したり叩いたりしながら、サラッと問い掛けてきた二葉先生。
その問い掛けにあたしは思わず問い返す。
やっぱ忘れてなかった…

