いぢわる外科医



「はぁ・・・」


二葉先生に外されたパジャマのボタンを一つずつはめながら、大きな溜息をつく。




せっかく、


ゲーム貸してくれたりとか


楽しくおしゃべりとかしてくれて


いいとこあるじゃんって見直したばっかりだったのに。


これじゃあ五日前と何も変わらないよ…。



二葉先生…


女たらしなのか


キス魔なのか


サッパリわかんない。


二葉先生はあたしのことなんてすぐ分かるかもしんないけどさ


あたしにそんな能力ないの。


あたしは貴方が全然わからない。


分かりたくもない。