「最近、わたしの話ばかりでごめんね。しかも暗めの………」 最近は自分のことばかりだったのに、理宇ちゃんはいつもちゃんと聞いて、励ましてくれた。 「気にしてないよ?だってどんな暗い話でも最後は必ず良い話になるし、わたしの話だって聞いてくれるでしょ」 「やっぱり理宇ちゃんが友達でよかった」 「ただの友達じゃないよ。親友でしょ?」 「うんっ!」