対向車が走り去ると、おじさんは頭を下げ、今度は白い旗を振った。 やっと通れる。 早く急がなくちゃーー。 ――――――――― ―――――― ―――。 何とか遅刻せずに仕事に取り掛かることが出来た。 今日は朝からドット疲れたような…。 「ハァ…。」 と小さな溜息が零れた。 .