「柚子、」
顔だけこっちを向けて私を呼ぶ
私も奏の方に顔を向けた。
「んー?」
「明後日の夜、流星群があるんだ」
「流星群...?」
「そう、流れ星。」
「うそ、凄い!」
私、流星群見たことないよ。
一緒にみたいな。
...こんな事は絶対に言えないけど。
「もしかしたら、大出現するかもだってさ」
「へぇ~」
何でそんな事知ってるんだろ。
ベランダで見ようかな。
どこで見ようかな。
って奏とは、見にいけないから
色々考えていたのに、
「だから、明後日の夜。俺と見に行こうよ、その流星群をさ」
突然の思ってもみなかった誘いに
戸惑った。
