ここのまま、 彼と奏がやりあったら 彼は、殺される。 そう、私は確信した。 彼よりも、華奢で 今よりも身長が低くて 中学生のまだ出来上がってない体だったけど。 奏の目は殺意で満ちていた。 「ごめん、帰って」 彼に 静かに、つげた。 私の言葉に、悟ったのか。 やられっぱなしの彼は 気に食わないのか。 奏に蹴りを入れて。 「本気になるなんて、余計ガキ」 挑発の言葉を残していった。