私はやっぱり愛に飢えていた。
それ故、愛して止まない人とのセックスはこの上なく好きだ。
東京タワーのライトをバックに、彼が私をこの上なく愛撫してくれる。ラブホテルでも、夜の怪しげな公園、ぶっちゃけ公衆トイレでもいいくらい、愛する人とはセックスできるように思う。
それが東京タワーのライト付きなんて、もはや昇天してしまうかもしれない。

私は、東京タワーの見えるシティホテルを好んだ。
「だーいすき。愛してる。ねぇ、私のこと、ちゃんと愛してる?どこにも行かないでね?」
そんなことを、幾度も口にし彼にしがみつく。
彼のモノを思いきり口にする快感は、勝ち誇ったようにも感じた。
私だけのあなた。あなただけの私。
そんなことを考えながら、一つになる。
激しいキスは、未知の世界に溶けていくような気持ちで、身体全体が熱くなり、電気が走る感じ。
この上ない高級感。


タワーの灯りが消える頃、ベッドで果てた彼の寝息と寝顔を横に見ながら、大好きなワインを呑む。

そんな時間がたまらなく好き。

朝なんか、一生来なくてもよい。

ずっと彼と一つになっていたい。

時間よ止まって

そんな事ばかり考えていた。