俺は屋上に来たけど…二人の姿が見えない…



「…茉莉乃!!茉莉乃!!」


俺は叫びながら…二人の姿を探し続ける。



そして給水塔の後ろで二人を発見。



「また…お前か~」


ウザそうに俺を見つめて吐き捨てる工藤先輩。


茉莉乃はフェンスのそばで蹲って震えていた。


「今度は脅迫か?」


工藤先輩の右手にはカッターナイフが握られていた。