恐怖心煽るようなコト言わないでよ~桐生君…




私だってヤバそうな人だって…身に沁みてわかってる…



「私は伝えたからね~茉莉乃」



知佳ちゃんも怖くて…私に伝えると…自分の席に戻っちゃった。



身体の震えが止まらない……




「!?」



「お前に彼氏居ないのが…悪いんだろ?」


「えっ!?」


「ああいうタイプにはハッキリと言ってやるのがいい…」



桐生君が席を立ち上がった。



「俺に任せなさい~」



桐生君は自分の胸を叩いて…工藤先輩の居る…廊下に出て行った。