「いって・・・」


頭にドアをぶつけられた男が
ゆっくりと立ち上がった。



「おまえ・・・」


潤子はその男を冷たく見下ろした。


「許さんぞ・・・」


サッ。


男は懐からナイフを出すと、
「めちゃめちゃにしたる!!」
そう言って向かって来た。


潤子はキッと男を睨みつけた。