そして、校庭を足を引きずり
歩いていると、


ガシャン!!


いきなり潤子の目の前に、
花瓶が落ちて来て、
粉々に割れて、破片が飛び散った。


潤子はそっと上を見上げた。



すると、数名の人影が
隠れるのが見えた。



しばらく校舎を見つめて、
潤子はすぐに視線を戻し、
また俯き歩きだした。


と、その瞬間!!