私、悪人裁きます。 〜裁き系女子高生〜

「はんっ、何言ってんねん?
潤子かいじめ? ありえん。

それにそうであったとしても、
私がそれを見てみぬふりできると
思ってるんか?」


「・・・・・」


「まさか、私に気を使って?」


「・・・・・」


「潤子、ナメてんのか?
私がいじめなんかに
ビビると思ってんのか?」


「・・・・・」


「おい・・・潤子・・・
いくらなんでも怒るで?」


梨乃は私の肩を掴んだ。